木×漆塗り。そして丸いフォルムに何を挿すか。想像力を掻き立てられるそんな一輪挿しに出会いました。◆
●木目と漆塗りの出逢いから生まれた漆器。木のぬくもりを伝統工芸の漆塗りが包み込む。毎日は少しずつの変化の繰り返しである、そんな毎日に一輪の花を。
●一輪の花を花瓶に挿して鑑賞する文化は、平安時代にはすでに始まっており、千利休は「一輪挿し」を「余分な物を省いた、より純化された象徴美」として称賛しています。
●側面のみ漆塗りを施した花器。ちょっとした草花を差して、日々の生活にさりげない彩りをオトモします。
●花を挿す穴の中にも漆を塗ってあるので、水をいれることができます。(15cc程度)
商品詳細
ブランド |
オトモシッキ |
製造元 |
漆器製造販売 藤中 |
表面塗装の種類 |
漆塗装 |
素地の種類 |
木 |
サイズ |
W93×D30×H120
(重さ)130g |
■親しみある漆器「オトモシッキ」
オトモシッキは2013年に「つなぐデザインしずおか」で出会った、漆器製造販売藤中とswitch design のコラボレーションから生まれた漆器です。
「手に取りやすく、より親しみやすい漆器を作りたい。
そして、漆の魅力を伝えることで、より多くの人に漆に触れてもらいたい。」
という思いからスタートしました。
今まで漆塗りの商品を手に取ったことがない人や若年層にも受け入れられる、
日々の生活の「おとも」をする漆器に仕上げました。
■漆職人 藤中知幸
1976年、東京都足立区生まれ、1997年3月鳥羽漆芸の鳥羽鐐一氏のもとへ弟子入りした後、2010年1月に独立し、静岡市クリエーター支援センター(CCC)に「漆器製造販売藤中」を設立・工房を開きました。2014年3月、現在の工房に移転。
伝統的な漆塗りから、デザイン、アートの世界まで幅広く、これから先を見据えて製作している静岡の若手漆職人です。伝統の技術に今の時代の感性、感覚を取り入れつつ、多くの方々に使っていただける、感じていただけるモノを目指して、とらわれることのない活動をしています。